「沈黙の中の孤独」長年の夫婦生活の盲点
ー近くにいても遠い存在になる瞬間ー 結婚生活は「長く続ければ続けるほど安定する」と一般的に思われがちです。30年という年月を共にした夫婦であれば、喜びも悲しみも乗り越え、互いの存在を当然のように支え合うものだと期待される […]
金銭トラブルが友情を壊すとき
― 貸し借り、割り勘、金銭感覚のズレがもたらす距離 ― はじめに 人間関係を築くうえで、避けて通れないのが「お金」の問題です。友情は心のつながりを土台に育まれるものですが、実生活の中では会食や旅行、プレゼント交換など、必 […]
逆境を糧に変える"視点力"
~困難や挫折を「成長材料」に変換するための物語化スキルと感情整理の方法~ 1. 「逆境」は人生の異物か、栄養素か 私たちは生きている限り、避けがたい困難や挫折に出会います。病気、仕事の失敗、人間関係の崩壊、想定外の環境変 […]
友人に秘密を打ち明ける境界線
― どこまで話す? 信頼とプライバシーのバランス 1. 「秘密を打ち明ける」という行為の重み 私たちは日々、大小さまざまな情報を人に話しながら生きています。その中には、仕事や日常の出来事のように誰に話しても差し支えないこ […]
親の孤独、子の孤独 ― 同じ家にいても、
~ 同じ家にいても孤立する時代~かつて「家族の中にいる限り、人は孤独にはならない」という考え方がありました。昭和から平成初期にかけての家庭像には、食卓を囲み、何気ない会話を交わす日常が当たり前のように描かれていました。し […]
距離の取り方が難しい友達関係
ー 近すぎて息苦しい、遠すぎて疎遠になる…そのバランス感覚ー人間関係の中でも、友達との距離感ほど難しいものはないかもしれません。職場や家族との関係には一定の役割や義務があるため、ある程度の距離感が自動的に保たれます。しか […]
「うちの子に限って…」という幻想
~親の認知バイアスに向き合う~ 1. はじめに ― 心理の奥底にある「親心」 「うちの子に限って、そんなことをするはずがない。」この言葉は、ニュースや学校現場、家庭の会話の中で繰り返し耳にするフレーズです。多くの場合、親 […]
“親離れ・子離れ”はいつ起きる?
ー 心の自立のタイミングー大人になっても心理的依存が続く親子の背景 1. 「親離れ・子離れ」は年齢では測れない 「親離れ・子離れ」という言葉を聞くと、多くの人は高校卒業や就職、結婚といった人生の節目を思い浮かべるでしょう […]
嫉妬と劣等感が生まれる瞬間
― SNS時代に増える“比べてしまう”友人間の心理ー1. 嫉妬と劣等感の境界線 人間関係において、嫉妬や劣等感という感情は、誰もが一度は経験するものです。嫉妬は「他者が持つものを羨ましいと感じる気持ち」、劣等感は「自分が […]
「親の背中を見て育つ」は本当か?
1. 「背中が語る」教育の原点~ 無意識に継承される生き方~ 「親の背中を見て育つ」という言葉は、日本の家庭教育を象徴する表現のひとつです。これは、親が子どもに直接的な教えや説教をしなくても、日常の立ち居振る舞いや価値観 […]
「育てられ方」「育て方」繋がっている?
連鎖を断ち切る勇気「私は親のようにはならない」。そう心に誓ったはずなのに、いざ自分が親の立場になったとき、ふとした瞬間に、自分がかつて傷ついた言葉や行動を、同じように子どもに向けてしまった――。そんな自責の念にかられたこ […]
親が老いて、子が親になるとき
~立場逆転に生まれる葛藤と再構築~「親はいつまでも親」――私たちはそう信じて生きてきたのかもしれません。幼い頃から頼りにしてきた親の背中は、揺るぎない支えであり、私たちにとっての「安心の象徴」でした。しかし、時が経ち、親 […]
親の“期待”が子を苦しめるとき
― 愛とプレッシャーの境界線子を思う親の気持ちに嘘はありません。「元気に育ってほしい」「幸せになってほしい」「人並みに成功してほしい」――これらの願いは、どの親も少なからず抱くものです。親の期待とは、多くの場合、愛情から […]
「ありがとう」と言えない親子
感謝が伝わらない理由とは?私たちは、「親子だからわかり合える」と思いがちです。しかし、実際には、最も身近な存在であるからこそ、素直な言葉を伝えることが難しくなるという矛盾を抱えています。その象徴ともいえるのが、「ありがと […]
「親は親、子は子」過干渉と無関心
~過干渉と無関心のあいだで揺れる関係性~ 子どもの自立を促す“見守る力”とは 子育てにおいて、親が抱える最大のジレンマの一つに「どこまで関わるべきか」という問いがあります。手をかけすぎれば「過干渉」となり、かといって放っ […]
人と関わるのがしんどいときの処方箋
ー人と関わるのがしんどいときに読む処方箋ー私たちは日々、誰かと関わりながら生きています。家族、職場の同僚、友人、ご近所さん…。人間関係は人生に彩りを与えてくれる一方で、時に大きなストレスの源にもなります。中でも、「人と関 […]
「他者の痛み」に気づける人,気づけない人
「他者の痛み」に気づける人と気づけない人のちがいとは? ――共感力を育むプロセスと、それを阻む心理的メカニズム―― ※こちらへの投稿に関してこれまで何度となくご説明しておりますが、あくまでも投稿者のこれまでの社会経験と、 […]
対立を恐れない関係性
「衝突」から生まれる信頼もある 人間関係において「対立」や「衝突」は、多くの場合、避けたいものとして捉えられがちです。たとえば、職場や家庭、友人との間で意見が食い違い、感情がぶつかることは、ストレスの原因となることもあり […]
「孤独にさせない人」になるために
―― 存在を認めるという関わり方 ―― これまで何度となく話題にしてきましたが、現代社会において「孤独」は深刻な社会課題の一つとなっています。高齢化社会の進展、核家族化、SNSなどデジタルコミュニケーションの浸透による対 […]
「してあげたのに」と思ったとき
― 見返りを求めない関係とは ― 「せっかく手伝ってあげたのに、お礼もない」「こんなに心配したのに、感謝もされない」――そんなふうに思ったことはないでしょうか。誰かのために行動した後、その相手から期待した反応が得られなか […]
「距離感の達人」になるには?
-近すぎず遠すぎずの人間関係の築き方- 人と人との関係において「距離感」は、実に繊細で難しいテーマです。近づきすぎると相手にとって重荷となり、離れすぎると孤立や誤解を生みます。この絶妙な距離の取り方を、心理学では「対人距 […]
ちょっと難解ですが、「依存心と恐れ」
―人の心の根底にある力学を探る― 人間の心には、時に自覚されることなく働いている「依存心」と「恐れ」という二つの感情があります。この二つは、私たちが生きていく上でごく自然に生まれるものでありながら、時として自分自身の自由 […]
家庭環境が自我の形成に及ぼす影響
出生から成長期における家庭環境が自我の形成に及ぼす影響 ※人生の最終章に入っています小生、今更ではありますが、『自我の形成』という部分について自分のこれまでの人生を振り返りつつ、現在の周囲の状況や仕事のこと等も含めて考え […]
自分の問題を、他人を巻き込んで処理
自分の心の問題→他人を巻き込んで処理してしまう人たち ――経験から学び、少し勉強してみた!―― 私たちは日々、いろいろな人と関わりながら生きています。家族、職場の同僚、友人、ご近所さん…。その中には、なぜか「いつもトラブ […]
高い自己肯定感を目指す・・その落とし穴
近年、教育やビジネス、子育て、医療・福祉の現場において、「自己肯定感」という言葉が広く語られるようになりました。自己肯定感とは、端的に言えば「自分自身の存在や価値を肯定的に受け止める感覚」のことです。自分はここにいて良い […]
誰もが抱いてしまう依存的敵対関係
■こころの矛盾にそっと寄り添うために 人との関係は、嬉しさや安心を与えてくれる一方で、時に心をざわつかせ、苦しさや苛立ちを生むこともあります。とても近い存在だからこそ、時に感情がもつれてしまう。そんな関係性の中で、「依存 […]
臨床医について書きます。
臨床医の使命と現代社会における葛藤近年、医療現場における変化や課題が顕在化する中で、「臨床医とは何のために存在しているのか」という根本的な問いを多くの人が抱くようになっています。かつて医師という職業は、神聖さと崇高さを象 […]
「対象喪失」をやさしく考える
ー心の中で行われている「見えない回復の営み」ー私たちは人生の中で、大切なものを失う経験を避けることができません。人の死、別れ、仕事の引退、夢の挫折──それらは誰もがいずれ経験する“喪失”のひとつです。しかし、それらの出来 […]
「ケアの暴走」と「医療の暴走」
近年、介護現場で「ケアの暴走」とも呼ぶべき現象が問題視されつつあります。それは一見「手厚い支援」のように見えながら、実際には利用者本人の尊厳や意思を軽視し、自己満足的、または収益目的の側面を色濃く帯びたケアのことを指しま […]
孤独という存在について(孤独 考)
私たちは日々、誰かと出会い、関わり、影響を受けながら生きています。その中で、「孤独」という感情は誰にとっても避けがたく、時に重く、時に静かに、心に入り込んできます。孤独とは何か。それは単なる「一人でいること」ではありませ […]
「和をもって貴しとなす」と現代社会
「和をもって貴しとなす」という言葉は、聖徳太子が制定したとされる十七条憲法の冒頭に記された言葉であり、日本の精神文化や社会的価値観の基盤をなす概念として広く知られています。この「和」とは単なる対立の回避ではなく、多様な意 […]
「先義後利」の実践と、学び続ける人生
私たちが社会の中で生きていく上で、常に問われるのは「何を優先して生きるのか」という姿勢です。その中で「先義後利(せんぎこうり)」という言葉は、人生の指針ともなりうる重要な価値観を示しています。これは、中国の古典『孟子』の […]
「凡事徹底」という生き方の力
「凡事徹底」という言葉は、一見するとあまりにも地味で、華やかさに欠ける印象を持たれるかもしれません。しかしながら、この言葉が持つ本質的な価値は、まさに現代社会においてこそ強く求められているものだと、私は感じています。凡事 […]
パラレルキャリアの意識とその有効性
現代社会において「パラレルキャリア(複線的なキャリア)」という概念が注目を集めています。これは、現在の本業を持ちながらも、副業やボランティア活動、趣味を活かした活動など、複数の役割やキャリアを並行して展開する生き方のこと […]
低価値医療~過剰医療にも繋がる~
近年、医療現場における「低価値医療(Low-Value Care)」の問題が注目されています。これは、患者に対して有益性が乏しい、あるいは害を及ぼす可能性のある医療行為を指す概念であり、過剰診療や不要な検査、効果の乏しい […]
増え続けている聴覚情報処理障害
聴覚情報処理障害(APD)の患者数が急激に増えています。潜在的な患者含めると、何とその患者数は300万人とも言われています。実は、私もその患者でありまして、この症状の気づきは高校生になります。大変違和感がありましたが、「 […]
口腔ケアの"とてつもない"重要性
口腔ケアの重要性について 近年、口腔ケアの重要性が一段と注目されるようになってきました。これまでにも歯周病や虫歯予防といった観点から口腔衛生の必要性は広く知られていましたが、最近では口腔内の健康状態が全身の健康と密接に関 […]
人に自分の思いを伝えるためには
人に自分の思いを伝えるための秘訣とテクニック 私たちは日々の暮らしの中で、誰かに自分の思いを伝える機会に多く直面します。家族や友人、職場の同僚、さらには初対面の相手や多人数の聴衆に対して、自分の考えや気持ちを届けることは […]
プラセボ効果の実用化
プラセボ効果の実用化とメンタルコントロール 以前にも書きましたが、皆さまは「プラセボ効果(偽薬効果)」という言葉を耳にされたことがあるでしょうか。もともとは医療や臨床試験の分野で知られる現象ですが、最近ではその効果を生活 […]
愛を超えた「情」のかたち
男と女――愛を超えた「情」のかたち 人間にとって「男と女」の関係は、まさに永遠のテーマであると言えるでしょう。文学、哲学、宗教、芸術、さらには心理学に至るまで、古今東西さまざまな分野がこの関係性を問い、語り継いできました […]
組織において少数派が多数派を動かす
組織において、少数派が多数派の意見を変えるにはどうすればよいのか――。これは私自身、少数派として「この意見は組織にとって必ずプラスになる」と確信していたにもかかわらず、他の意見との違いから受け入れられなかったという経験を […]
神経因性排泄障がいの取り組み
~腹筋運動がもたらした変化と希望~ 私は神経性疾患と共に約30年間生きてきました。その過程で最も苦労してきた問題のひとつが、「排泄障がい」でした。特に神経因性の便秘については、身体的な苦痛のみならず、社会的・心理的な負担 […]
健康寿命を意識することの重要性
〜「長生き」よりも「元気で生きる」ことの意味〜 はじめに私たちは現代において、かつてないほどの長寿社会を迎えています。日本の平均寿命は年々延び、女性ではおよそ87歳、男性ではおよそ81歳となっており、世界的に見ても非常に […]
今後は必要な「隠れ症状介護」
■ 背景と問題意識の整理 現在の介護保険制度の認定調査は、主に高齢者の身体的な衰えや日常生活動作(ADL)の制限を基準に設計されています。そのため、たとえば、 といった状況にある方々の「生きづらさ」や「安全の脅かされ方」 […]
睡眠は休息、QOLを支える医療的介入
睡眠支援は休息にとどまらず、QOLを支える医療的介入であると思います。私たち人間にとって、睡眠は生命維持に欠かせない基本的な生理現象であり、誰もが毎日経験するものであります。かつては「寝ること=休むこと」として、疲労回復 […]
10年程前から言っていますが・・
当団体においてシンポジウムも開催しましたが・・◆コミュニケーション教育の欠如は構造的問題である 近年、医療現場における患者と医師との関係性に注目が集まり、「信頼に基づいたコミュニケーション」の重要性があらためて指摘される […]
ドクターとの会話は「治療の一部」
現代医療において、診察室での会話の重要性はますます高まっています。医学の進歩により多くの病気が診断・治療可能となった一方で、患者さんが抱える不安や疑問、生活上の困難が診療に影響を与えることも少なくありません。こうした中で […]
「多様性推進」と「幸せ」の乖離
■「多様性推進」と「幸せ」の乖離 〜制度の言葉と心の現実のズレ〜 近年、日本社会においても「多様性(ダイバーシティ)」の重要性が頻繁に語られるようになりました。企業のCSR活動や行政の基本方針、学校現場の教育方針に至るま […]
ウェルビーイングの後退 考・だから?
1. 潮目となった2025年:トランプ再登板がもたらした分断の再強化 2025年1月のトランプ大統領の就任は、単なる政権交代以上のインパクトを持っていました。2016年に続く「ポピュリズムの再来」とも受け取られ、アメリカ […]
ウェルビーイングは時代の贅沢か、それとも
ウェルビーイングへの関心低下をめぐる現状と背景――なぜ私たちは「幸せ」を語りづらくなっているのか―― はじめに 近年、個人や社会の「より良い状態」を目指す概念として注目されてきた「ウェルビーイング(well-being) […]
多様性推進は、本当に価値があるのか?
多様性の一人歩きと消えていく守るべきもの 近年、「多様性(ダイバーシティ)」という言葉が、まるで魔法のように社会のあらゆる場面で用いられるようになった。企業、教育、芸術、政策、地域コミュニティ……それは社会の隅々にまで浸 […]
笑う事のパワー 知ってますか
笑いがもたらす健康効果について 「笑う門には福来たる」ということわざがあるように、古くから笑いは幸福や健康を呼び込むものとされてきました。現代においても、笑いが人間の心身に与えるポジティブな影響について、医学や心理学の分 […]
本当に"思うがままに"書いてみました。
その支援、本当に届いていますか?~難病・精神障がい・認知機能障がいと向き合う医療・ケアの現在地~ 現代の医療・福祉の現場では、「本人の意思を尊重する支援」や「当事者主体」という理念が重視されるようになってきました。それは […]
さて、自己効力感 なんですが・・
自己効力感を高める事は非常に大切な事と思う反面、落とし穴もあるのではないでしょうか?その人に合ったレベルが必要かと思いますが、それがまた難しくて、経験による裏付けが自然に身につけば良いのですが、過度な期待感の反動は時には […]
第27回 "しあわせ"ライブ イベント報告③
はい、有難うございました。ちょっと、、永久保存版の様な(笑)、すばらしいトークセッションでした。安物のトーク番組を見るなら、お二人にずーっとやっていてほしいですよね~、、まっ、そんなわけにもいかないですが。 さて、10分 […]
第27回 "しあわせ"ライブ イベント報告②
続・・・ 田村先生 ありがとうございました。いいご講演でしたね、こころに響くものがありました。再度申しますが、心に響かないものはその川に捨てて帰ってくださいね、、こころが重くなりますのでと、申しましたが、田村先生!申し訳 […]
4・20 第27回 "しあわせ"ライブイベント
ライブ報告 ~当日の文字起こし及び写真~ 皆さま、本日はお越しいただきありがとうございます。 私たちは、難病の患者団体として情報発信は約20年、イベント等の開催活動は14年間やってまいりました。コロナ禍以降、社会状況の変 […]
自己肯定感と自己効力感/自分流で自信!
現代の心理学や教育、そしてビジネスの現場において、「自己肯定感」や「自己効力感」という言葉は頻繁に登場します。しかし、これらの言葉は似たように使われることも多く、混同されがちです。実際、「自己肯定感が高い=自己効力感も高 […]
「自己肯定感」言葉の使われ方への危惧
「自己肯定感」という言葉が昨今メディアで頻繁に取り上げられ、まるで流行語のように軽く扱われ始めています。確かに広まること自体は歓迎すべきですが、その過程で本来の深い意味や重要性が見失われ、「ポジティブ思考」や「自信」と安 […]
花粉症と発熱、倦怠感、眠気、デビュー
私はこれまで花粉症とは無縁だと思っていましたし、実際に症状もありませんでした。ところが、今年の2月末、黄砂の影響を受けたのをきっかけに、どうやら“デビュー”してしまったようです。と言いますか、もしかすると今も黄砂の影響を […]
「多様性」一人歩きと消える守るべきもの
「“多様性”って、本当に人を幸せにしているのでしょうか?」 この数年、あらゆる場面で耳にするようになった“多様性”という言葉。ですが、ふと立ち止まってみると、何かモヤモヤする気持ちが残ることはありませんか? たとえば、違 […]
勿論、全てではないですが、あるのは事実
歯科医を含む、いわゆる「かかりつけ医」についてですが、現在は実に多種多様なクリニックが存在しています。その中には、対応や診療内容に大きな問題がある施設も見受けられますので、そのようなクリニックには再度受診されないよう、十 […]
「しあわせ・健康・つながり」三位一体
「しあわせ・健康・つながり」三位一体の価値について私が思う事を書かせて頂きます。 私たちは人生のなかで、さまざまな目標を追い求めながら日々を生きています。仕事での成果、家庭での安定、経済的な豊かさと、それぞれが大切なもの […]
令和のしあわせ/議論の意味
以前も同じ文脈で投稿したと思いますが、再度になります。日本では、海外と比べて「幸せを意識した生活」が根付いていないと感じることが多いですね。その原因と最近の意識状況、そして将来の予想などを考えてみました。 ① なぜ「幸せ […]
4.20イベント/大阪南森町へ集合!
いよいよ今月の20日(日曜日)に、大阪コムラード第27回目のイベントとして開催されます。今秋には医療イベントの開催も決定しました。 ぜひ一度ご参加いただき、「私達が何をやっているのか?」「今後、何を目指して活動をするのか […]
重度障害者施設での「虐待事件」
3月28日配信の記事です。和歌山市にある障害者支援施設「ビンセント療護園」で、職員7人が利用者15人に対し虐待を行ったとして、行政処分を受けました。和歌山市によりますと、去年9月、関係者からの内部通報を受けた法人が市に報 […]
実は私も、、急増しているようです
聴覚情報処理障害(Auditory Processing Disorder: APD)とは、「聞こえている」のに、「聞き取れない」、「聞き間違いが多い」など、音声をことばとして聞き取るのが困難な症状を指します。通常の聴力 […]
今一度、コロナ禍と「人とのつながり」考
はじめに 新型コロナウイルス感染症の世界的流行(パンデミック)は、私たちの生活に多大な影響を及ぼした。その中でも特に大きな変化として、「人とのつながり」の希薄化が挙げられる。感染防止のためのソーシャルディスタンス、リモー […]
思うに、今リーダーに求められているもの
現代社会において、企業やあらゆる組織には優れたリーダーが不可欠であることは言うまでもありません。従来のリーダーに求められる資質として、実行力や人間力が重要視されてきましたが、現在はそれに加えて「変革力」が極めて重要な要素 […]
セルフメディケーション取り組みの欠落部
何か、向いている方向があいまいと申しますか、違う方向へ進んでいるのかも?しれません。 1. 予防医療への本質的な取り組み不足 ▶ 問題のポイント:病気になってからの対応が主で、病気を防ぐための習慣づくりが軽 […]
組織内少数意見は活性化の源
組織内の意見は、概ね多数派の意見が優先されます。当然、意思決定の手段として多数決を採用している場合は、その結果が反映されるのは自然なことです。しかし、その多数派の意見に対し、構成員のすべてが本当に賛同しているのでしょうか […]
未病ケアを意識したあなたの健康
現代社会では、病気になってから治療することが一般的ですが、本来は「病気になる前に気づき、対処すること」が重要ではないでしょうか。その考え方に沿ったものとして、東洋医学で提唱されている「未病ケア」があります。未病とは、健康 […]
高齢者施設の紹介業者・・法規制必要
日本における高齢者施設の紹介業者に関しては、法的な規制が存在せず、一部の業者が高額な紹介手数料を施設側から受け取るケースが報告されています。特に、要介護度や医療依存度の高い入居希望者を紹介する際に、1人当たり100万円を […]
ストレス ~その2面性~
ストレスは本当に"毒"なのか? 「ストレス」という言葉を聞くと、多くの人がネガティブな感情を抱くかもしれません。「ストレスが溜まっている」「ストレスが原因で体調が悪い」「ストレスのない生活を送りたい」。 確かに過度なスト […]
幸福中心社会への転換
「幸福中心社会への転換」は、世界的な潮流になりつつあると思います。特に近年、GDPや経済成長だけでなく、人々の幸福度やウェルビーイングを社会の指標とする動きが広がっています。この流れを象徴するものとして、いくつかのトレン […]
もっと考えよう!プラセボ効果
プラセボ効果に関しては以前に投稿しました。2/4『プラセボ効果の利用は可能か?』←ぜひ御一読下さい。本日はその第二弾として『もっと考えよう!プラセボ効果』というテーマで、さらに書きます。と、申しますのも、その潜在的効果を […]
「自分らしく生きる」という社会
日本人は自分らしく生きる事が苦手なのではないでしょうか?私も日本人ですのでその中に入ります。そもそも、これまではそのような概念は無かった様にも思います。他の人と同じような生活をする事が普通と言いますか、特段、違和感も無く […]
成功と「しあわせ」そして努力
昨日も同様の投稿を致しました。「成功」と「幸せ」は、一見すると似ているようでいて、実は必ずしもイコールではありません。成功を求めて努力を重ねることが、結果的に幸せにつながる人もいれば、成功を手にしたのに幸福感を得られない […]
成功と「しあわせ」そして努力
「成功」とは何か?という問いには、人それぞれの価値観が反映されるので、一概に「こうだ」と言い切るのは難しいです。むしろ、その人の晩年に「私の人生は成功した!」とか、思う人っていてるのでしょうか?疑問ですが、そんな事を思い […]
やはり、リデザイン時代
現在の社会がどのような方向に変化しているのかを考える際、物販のPRの方向性を見ると、その傾向が分かることが多いように思います。もちろん、戦略的に特定の方向へ誘導する意図もあるかもしれませんが、大半は社会の流れに沿ったもの […]
ついにここまで質問できるように!?
驚いています。2/27/・2/28衆議院 原口一博議員の国会質疑です。どの様にお感じになるかは、ご自身で判断をお願いします。 命がけで乗り越えられたご経験を、真正面から質問されています。米国の大統領が変わり、世界が変わる […]
オートファジーその研究と未来
オートファジーとは何か? オートファジー(Autophagy)は、細胞が自身の構成要素を分解し、それを再利用する仕組みのことを指します。ギリシャ語の「auto(自己)」と「phagy(食べる)」を組み合わせた言葉であり、 […]
会話術・・心がけるべき事
人とのコミュニケーションは、まず会話から始まります。しかし、意外と本来の趣旨が伝わらず、意図しない方向に進んでしまったり、相手に不快感を与えてしまったりすることがあります。ましてや、複数の人の前でスピーチをする際には、自 […]
しあわせ感が健康寿命を延ばす
「幸せな人は長生きする」と聞くと、なんとなく納得できるようで、科学的な根拠を示されないと信じにくいかもしれません。しかし、実際に幸福感と健康寿命の関係を示す研究は数多くあり、世界中の専門家がこのテーマに注目しています。で […]
誰かのためになっている事も、、ある
人と協力していくうえで『互恵的利他主義(ギブアンドテイク)』が非常に重要だとこれまでも書いてきました。私は常にこの概念を意識しながら行動しています。 しかし、例えば、私が携わってきました福祉の世界では「弱者救済」を声高に […]
令和になって変わったよね 考
平成の時代から令和という時代になり7年という時間が過ぎました。その中で新型コロナ蔓延というパンデミックも起こりまして、様々な価値観が変わったと思います。その変化を検証する事も大切と思いますので、現在進みつつある「その変化 […]

























































































