マルチパートナーシップ(多様な主体の協働)

大阪市が推し進めている事業に、市民・NPO・企業などのさまざまなセクターが互いに協働し、また、行政とが協働するマルチパートナーシップによる活力ある地域社会づくりをめざすというプロジェクトがあります。
参考資料→ 2021年7月「社会課題を解決する連携協働」の多様な捉え方を理解しよう 

現在の様な複雑化してきている社会において、行政だけの力ではどうしようもない部分があります。
ですので、行政のイベントを市民団体・企業の『協働』で行う潮流は全国規模で広まっており、日常で行われていると言っても過言ではありません。

その実情を踏まえると既に『連携』『協働』の必要性は認知されております。
参考資料の記事を読んでいただければご理解いただけると思います。

文化としての助け合いの場は必要だ!とは思うが、、

現在の日本は『冷たい国』という評価が、どうも、、定着してきているようです。
数人の海外の方との会話でもその事はおっしゃっていました。
特に、コロナ渦になり、空気感を共有する会話の機会が減ってきたことも 拍車をかけている?
のかもしれません。そこには働き方改革という事も影響しているのは言うまでもありません。

だからこそ、『連携』がベースになった社会構成を求められていると思っております。

私達の理想は『連携』の意識を持つことが触媒となり、化学反応が起きる事です。

一人では生きていけない個人の集合体が社会とすれば、社会は既に『連携』されているはずです。
ただ、そこのところが蔑ろにされてきたのではないでしょうか?つまり、意識をする心の余裕すら
奪ってしまうぐらいの無機質な生活への願望が、全てをセピアカラーにしてしまったという事実が
そこにはあったはずであります。

無機質では暮らしにくい社会が目の前にあるからこそ、『連携』『協働』にあえてフォーカスし、
現実をさらに意識した、少しアナログ的になるかもしれませんが、そこに期待を置く事が、言わば、
現代における自然の理と考えます。