LiD/APDとは・・・・
「通常の耳鼻科で行われる聴力検査では異常がみられないにもかかわらず、日常生活において聞きとりの困難さを有する症状」とされています。
以前までは脳の中枢聴覚路において何らかの問題がある為に生じると考えられていた為、
聴覚情報処理障害( Auditory Processing Disorder=APD) と呼ばれていましたが
その後の研究の進展などにより、脳全体の様々な機能が関係しているとの考えが提唱され、
聞き取り困難(Listening Difficulties=LiD)という名称の方がより適切なのではないかという議論が提起されています。
日本国内でも現在議論されている事もあり、現時点では両方の名称を併記しています。