
ライブ報告 ~当日の文字起こし及び写真~
皆さま、本日はお越しいただきありがとうございます。
私たちは、難病の患者団体として情報発信は約20年、イベント等の開催活動は14年間やってまいりました。コロナ禍以降、社会状況の変化もあり、活動の幅を拡げるべく「い~ち・あざーネットワーク」という組織を作り、社会貢献への啓発活動や実践も行っています。今回のイベントもその一環であります。
申し遅れました、私は本日の総合司会・進行・コメンテーター、その他雑用係などを務めさせていただきます、両団体代表の鈴木 繁と申します。夕方まで宜しくお付き合いくださいませ。 さて、本日のイベント内容を簡単にご説明させていただきます。
まず、テーマであります「しあわせ」なんですが、皆様は幸せですか? と聞かれても何となく恥ずかしい感じですよね、、いや 言っている私も、最初は恥ずかしかったのですが、言っているうちに普通のことのように、ご挨拶の言葉に最近はなってきているのです。



そもそも、我が国は「和を以ってて貴しとなす」という格言があるように、個人の幸せよりも集団の調和や義務を優先する傾向があるのですよね、、加えて、苦労する事が美徳のような考えの方もそれなりに居られると思います。いやいや、それが間違いとまでは言いませんが、2021年あたりからコロナ渦も経験した私達は、それぞれの幸せ感を 意識して考えるべきではないのか?とか、今や小学校でも言葉として使用されている“ウェルビーイング”の考え方の各々個人へのあてはめなど、私達はこの約2年ほどは、毎月のように議論を戦わしてきました、、、と言っても居酒屋さんでなのですが(笑)、、まぁ 詳細は長くなるので割愛させて頂き、その様な経緯がありまして、そこを考えるきっかけになるような事をやりたいと考え、本日に至りました。 そして、もう一つのテーマ、つながりなんですが、、・・



病気というものにかかってしますと、ときには孤独を伴うものです。診断を受けた瞬間から、未来への不安や社会との距離を感じることもあります。いや、病気にならなくても そういう状況の時は誰しもあると思うのですよね、、しかし、私たちは経験を通じて知っています。それは、たとえどんな状況にあっても、「つながり」があるだけで、心は温まり、道が開けていくということ、、なんですね、、。今がどんなにやるせなくても、明日は今日よりすばらしい!と、思えるような“私達”が そこにいてる為にはどうすれば良いのか?を考えてみたと思います。
私達は「しあわせ」を支えるものは、「健康」と「つながり」と考えております。まさしく、ウェルビーイングの基本的な部分でもあります。
本日のイベントでは、心理学と仏門の世界という異なる視点から「しあわせ」や「つながり」について考え、感じる機会をつくっています。そして、最後には音楽の力を借りて、私たちが大切にしたい想いを、心で共有できたらと思っています。
どうか、今日の時間を、ただ聞くだけでなく、ご自身の人生と響き合わせながら楽しんでください。しあわせも健康も、つながりも、すべては「意識すること」から始まります。ここでの気づきが、皆さまにとっての新たな一歩につながることを願っています。それでは、最後までどうぞよろしくお願いいたします。
まず、最初に「精神保健福祉総合研究所 所長」田村 雅幸先生にまさしく本日のテーマであります「令和のしあわせ/つながる」というテーマで、約1時間、ご講演を行っていただきます。内容は様々な要素が含まれていますので、きっと素晴らしいものになると思います、皆様方とその時間を共有させて頂き、こころに響いたものは どうぞお持ち帰りください。そうでないものは、、、そこの川ににでも捨てて帰ってください、ちゃうか笑。
では、田村雅幸先生です、どうぞ!!!






長くなりますので次回に続きます。