私は2017年9月、左の腎臓を息子に提供しました。息子は約9年間、週三回の透析をしており、仕事もそれが為に転職し、病院側からのメンタル部分のフォローも無いまま、一人住まいをしながら、生きるために続けていました。その後、難病の私がドナー適格者として認められるかは疑問でしたが、半年以上の検査の末、移植手術を行いました。現在の私のクレアチニン値は1.2~1.3で落ち着いていますが、移植当時はもっと高値でした。ちなみに移植前は0.8程度でした。

当時、違和感を感じました。息子が透析になる直前、そして透析中のメンタルケア-が何一つなかったという事です。24歳の男性が一人で週三回頑張るしかない状態で、それはつらかったと思います。その様な状況だったので、メンタル部分に関しては親として精一杯のフォローをやったつもりでした。しかし、本来はそれを含めた医療ではないのか?その様に感じておりました。(透析という医療行為は医療機関と家庭でのメンタルフォローが必要。特に若い人達には絶対必要) 現在は医療従事者向けになるのですが、この様なセミナーが開催されています。そして、新たな方針も打ち出されているようです。