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当ネットワークも支援をさせて頂いている「へその緒プロジェクト」昨秋から動きが出ています。精力的な稲塚秀孝氏の動きが結果を出しつつあります。本人の直近のブログを引用いたします。
●すべてのカネミ油症被害者救済へ⑲(2/9)NEW!
~第7回東京・文京上映会から~
昨日(2月8日)東京・文京区民センター3C会議室にて「母と子の絆~カネミ油症の真実」上映会を行った。今回は文京区民センターでは7回目となる。ご覧いただいた方々は200名を越えた。
上映後のトークでは、主に「へその緒プロジェクト」の経緯と経過についてお話しした。来場者の中に、東京都の環境衛生事業に関わっていた女性も参加され、80代後半に見受けられた、その方は、当時の研究の中で、”カネミ油症に関わることはなかった“と語られた。その通りなのだと思う。PCB、ダイオキシン類について、研究が行われたのは、1990年代なにかも知れない。この映画が、「カネミ油症事件」の掘り起こしをして、知らない人々、知らなかった世代に投げかけているところと言える。
週明けからは、環境ホルモンや小児神経に関する学会幹部の方々に資料を届け、全国の医師、研究者、そして医学部、薬学部の学生に届け、とお願いすることにしている。
一方、東京・文京上映会は、3月2日、4月12日、5月まで続ける事を決めている。来週は、雪の降り積もる北海道函館上映会が待っている。映画の“全国行脚“は、まだ始まったばかりだ。
映画監督 稲塚秀孝