米国/多様性目標の変更に関する件

マスメディアで報道されていますが、トランプ氏が次期大統領になった場合、政策の方向性が変わる可能性が高いです。特に、彼が強調しているのは、「過剰な配慮」や「企業における義務的な多様性基準」に対する反発です。これにより、多様性に関する政策が後退する可能性があります。多様性目標を重視してきた企業にとっては、新たな社会的な期待や政治的なプレッシャーが生じるかもしれません。すでに、米マクドナルドは「多様性目標」の廃止を発表していますね。具体的には社会の中の少数派に対する権利向上を目指す取り組み「多様性・公平性・包括性」(DEI)を求める誓約の廃止を明らかにしています。

「過剰」と感じる背景には、関係者間の信頼不足や、目的と手段が一致していない場合があると思います。多様性推進の取り組みは、あくまで自由意志に基づき、互いを尊重することでこそ効果が出ると考えます。そのため、トップダウンではなく、個々の声を拾い上げ、社会全体で「自然と進む」形を目指すのが理想です。

一方で、これまで不平等や差別が大きかった分野では、一時的に強い政策が必要とされる場合もあるとは思いますが、その際、いかにその政策を社会に受け入れられる形にするかがカギです。押し付けるのではなく、「なぜこれが必要なのか」を共有することで、共感を得るプロセスを丁寧に進めることが重要です。さて、そのプロセスがあったのでしょうか?

これ以上は政治色が強くなるので控えますが、、

トランプ氏が米国の大統領に就任するのが1/20です。それ以降、様々な部分で変化があると思いますが、その流れは勿論、日本にも波及してきます。政治姿勢や実体経済にも変化があるでしょう。その様な予測と我々が目指している社会貢献活動とは全く関係が無いように思われがちですが、私は影響があると思っております。ですので、持続可能な活動を具体化するためには考えておくべき事であり、大切な部分であります。

我々が考える、一般的な『社会貢献活動』とは?思いつくままに挙げてみますと・・

社会貢献活動の主な種類

  1. 福祉支援活動
    • 高齢者支援、障がい者支援、孤独対策
    • 子育て支援(シングルマザー・シングルファザー向け)
    • 難病・慢性疾患患者およびその家族への支援
  2. 教育・啓発活動
    • 健康教育や予防医学の普及
    • 若年層へのキャリア支援やスキル教育
    • 社会的マイノリティへの啓発活動
  3. 環境保護活動
    • 自然保護や清掃活動
    • 持続可能な生活習慣の啓発
    • リサイクルや廃棄物削減の推進
  4. 地域活性化活動
    • 地域の文化・伝統の保存
    • 地元経済の活性化
    • 地域住民の交流促進イベント
  5. 支援基金の設立・運営
    • 経済的困難を抱える人々への資金援助
    • 奨学金制度の提供
    • 小規模ビジネス支援
  6. 相談・カウンセリングサービス
    • 心理的サポート
    • 法的アドバイスや福祉制度の案内
    • 雇用や住宅問題に関する相談
  7. 社会的孤立の解消
    • コミュニティスペースの運営(誰でも気軽に集まれる場所)
    • メンタルヘルス支援活動
    • 趣味を通じた人々の交流促進
  8. 国際支援
    • 発展途上国への教育支援や医療支援
    • 難民や移民への支援
    • 海外の災害支援活動

以上の項目があげられますが、決まっているものではなく、他に各々が考える活動もここに入ってきます。

現在活動中の難病患者・家族の支援プログラムに関連した社会貢献活動として考えてみますと・・・

1. 相談窓口の専門化・多様化

相談内容が多岐にわたる場合、専門的な窓口やチームを設けることで対応の質を高められます。たとえば、

  • 医療に関する相談の窓口
  • 介護や福祉制度の案内窓口
  • 教育や就労に関する相談窓口

2. 社会的孤立を解消する場の提供

「社会との接点を作る」場を設けることで、対象者の幅を広げることができます。たとえば:

  • 「交流カフェ」や「サロン」の運営
  • ワークショップやセミナーの定期開催
  • 趣味活動(アート、音楽、手芸)を通じた人々の繋がりづくり

3. 地域社会と連携したイベント企画

地域の人々と協力し、以下のような活動を展開できます:

  • 健康や福祉をテーマにした地域イベント
  • 地域の課題を解決するためのディスカッションやプロジェクト
  • 地元産品や文化を活用した収益活動(例:チャリティーバザー)

4. 新しい支援プロジェクト

既存の活動を拡張し、新しいプロジェクトを立ち上げることも有効です。

  • 若者向けのキャリア支援プログラム
  • 高齢者向けのデジタルスキルトレーニング
  • 難病患者とその家族の生活改善を目指した補助金提供

5. 多分野の連携を促進

医師、ソーシャルワーカー、教育者、法律家など、多分野の専門家と連携し、より包括的な支援を提供します。

以上が考えられます。

今後、社会のニーズの変化も考えられますので、そこは柔軟性を持って対応していきたいと考えております。