従業員が仕事に対して意欲的で充実感を感じることが、下の解説図のようなデーターに結び付いています。

近年、多くの企業が従業員のエンゲージメント向上に取り組んでいる理由は、企業が働き手を一方通行で「選ぶ」側から「選ばれる側」にもなっているからだと思います。そこには、未来予想が難しくなってきている時代背景があり、企業のイノベーションは必要不可欠になってきている中で、AIへの代替えも並行して進んでおり、即戦力となる有用な働き手から「選ばれる」会社になる企業努力が求められています。

何と言ってもコロナ禍を経た就労意識の変化、すなわち、例をあげると、「よりよい環境を求めて転職する」人の増加があげられ、特に優秀な人ほどキャリアアップや収入アップへの意欲が高まっていて、企業にとって人材の流出を食い止めることが大きな課題になっている現実を、直視する必要があるかと思います。(参考・引用資料 第一生命経済研究所著「ウェルビーイングを実現するライフデザイン」