上図は『相関関数』0.64で中程度の相関を表す比例関係が見て取れます。慶応義塾大学の前野隆司氏も著書で書かれていますが、「幸せな国は生産性が高い傾向がある」のです。但し、同氏は赤字の日本の位置が実態かどうかは吟味の必要があると、とも書かれておられますが、いずれにしても相関比例関係があるのは明確であると思います。それを前提にしまして、

主要7か国の時間当たり労働生産性の順位は上図のようになっています。G7で断トツの最下位なんです。特にコロナ禍以降は見事な右下がりです。これはいったいどういう事なんでしょうか?きっと、何かが間違っていたり、不足している物があるのでしょうね。幸せを感じるならば生産性も上がるというデーターがあるのですから、幸せの見える化が急ピッチで進んでいる中ですし、もっともっとウェルビーイングを意識した世の中の構築が求められています。