-腸内細菌を介した肥満の発症・悪化メカニズムの解明-

理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 粘膜システム研究チームの大野 博司 チームリーダー、竹内 直志 特別研究員(研究当時)らの共同研究チームは、
トランス脂肪酸[1]」など健康を害する脂質を産生する腸内細菌が肥満や高血糖などの代謝疾患を悪化させることを発見しました。

本研究成果は、特定の腸内細菌がその産生物質(代謝物[2])を介して私たちの代謝機能やその異常に深く関与していることを示しており、今後、腸内細菌やその産生物質をターゲットとした肥満に対する新しい治療の創出に貢献すると期待できます。(記事引用 理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 粘膜システム研究チームHP)