病気に罹患された方々も含め、社会全体として「個人の幸せを意識したライフスタイル」をどう実現していくか?社会の在り方そのものを考え直すような大きな取り組みになると思いますが、私達がこれまで考えてきましたウェルビーイングという文脈の中で、かならずや、取り組んでいく活動になっていくと思います。

活動をスタートする上で重要なポイント

1. 「幸せ」とは何かを明確にする

  • 幸せの形は人それぞれ違いますが、共通する要素(つながり・自己実現・安心感・健康など)を整理することで、啓発の方向性が明確になります。
  • 特に、病気を抱える方々にとっての「幸せ」がどのようなものかを掘り下げ、それが社会全体の幸せとどうリンクするかを伝えることが大切です。

2. 既存の「幸せの価値観」を問い直す

  • 今の社会では「成功=経済的豊かさ」「自己責任の考え方」などが根強くありますが、それだけではない新しい価値観を示すことが必要です。
  • 「支え合うこと」や「社会とのつながりを持つこと」が人生の幸福度にどう影響するかを発信すると共感を得やすくなります。

3. 健常者と罹患者の共通の視点を持つ

  • どうしても「病気を持つ人への支援」という形になると、健常者と患者の間に壁ができがちです。
  • しかし、「幸せな生き方」という視点で考えると、誰もが対象になり、分断を超えて共感を広げることができます。

4. 啓発の方法とターゲットを明確に

  • 誰に、どんなメッセージを、どのように届けるのかを整理する必要があります。
  • 例)
    • 一般社会向け:「病気があっても幸せに生きる人々のストーリーを発信」
    • 病気を持つ方々向け:「実際に生活をより良くするための実践的な情報提供や交流の場」
    • 企業や行政向け:「制度や職場環境をどう変えられるかの提案」

5. 実践の場をつくる

  • 啓発だけでなく、実際に「新しいライフスタイルを体感できる場」を作ることで、より多くの人が共感し、行動につながります。

次のステップとして

  • まずは 「幸せなライフスタイルとは何か?」のコンセプトを明確にし、伝えたいメッセージを整理する。
  • それをもとに、誰にどんな形で伝えていくかのプランを立てる。
  • できれば 「幸せな生き方を実践している人の事例」を発信することで、共感を生む。

以上の様な方針を立てたいと考えています。

「幸せを感じるためのプロセス」と「具体的な方法」 を整理して提案してみます。


🌿 幸せを感じるためのプロセス

1. 自分の「幸せのカタチ」を知る

 ✔ 「どんなときに自分は幸せを感じるか?」を見つめ直す
 ✔ 一般的な「成功」ではなく、自分にとっての「心地よさ」や「満たされる瞬間」に注目

方法

  • 1日の終わりに「今日、少しでも心があたたかくなった瞬間」をメモする
  • 「もしお金・時間・健康に制限がなかったら、何をしたいか?」と問いかける
  • 他人の幸せと比べるのではなく、「自分にとっての幸せは何か」を考える

2. いまの「ありのままの自分」を受け入れる

 ✔ 「こうあるべき」という思い込みから解放される
 ✔ できないことではなく、「今、できること」に意識を向ける
 ✔ 失敗や不完全さを認め、それを否定せずに受け入れる

方法

  • 「自分を責める言葉」を「大丈夫、そんな日もある」に言い換える
  • 「これができたら幸せになれる」ではなく、「今、持っている幸せ」に目を向ける
  • 自分を否定せず、友人に話すように自分に優しく語りかける

3. 誰かとつながることで心を満たす

 ✔ 孤独は幸せを遠ざけるが、「安心できるつながり」があると心が満たされる
 ✔ 深いつながりだけでなく、小さなコミュニケーションも大切
 ✔ つながることは「支えられる」だけでなく「支える」側になることでもある

方法

  • 1日1回、身近な人に「ありがとう」と伝える
  • ちょっとした世間話や挨拶を意識してみる(孤立を防ぐ)
  • つながりがないと感じたら、イベントや趣味の場に参加してみる
  • SNSではなく、できればリアルな対話を増やす

4. 「今」に意識を向ける

 ✔ 過去の後悔や未来の不安にとらわれすぎない
 ✔ 「今、この瞬間にある小さな幸せ」を意識する
 ✔ 慌ただしい日々の中でも、立ち止まる時間を持つ

方法

  • 目の前の食事をじっくり味わう(スマホを見ずに)
  • 1日5分、深呼吸をしながら「今、この瞬間に意識を向ける」
  • 「なんでもない日常」に感謝する習慣を持つ

5. 自分の「役割」や「貢献」を感じる

 ✔ 人は「誰かの役に立っている」と実感すると、より充実感を得られる
 ✔ 小さなことでも「自分が存在する意味」を見つけると、幸福度が高まる
 ✔ 「大きなことをしなければならない」わけではない

方法

  • 誰かを少し助けることを意識する(重い扉を開けてあげる、手伝いを申し出る など)
  • 「今日は誰かの役に立てたか?」を振り返る
  • 「自分の得意なことを誰かにシェアする」(料理、音楽、知識など)





🎶 まとめ:幸せを感じるための5つのポイント

1. 幸せのカタチを知る → 自分にとっての幸せを考える
2. ありのままの自分を受け入れる → 自己否定を減らし、できることに目を向ける
3. 誰かとつながる → 小さなコミュニケーションでもOK
4. 今この瞬間を大切にする → 過去や未来よりも「今」に集中する
5. 誰かに貢献する → ちょっとした行動でも、誰かの役に立つと幸せが増す